(144) 台焼 陶芸体験

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こんにちは~

岩手県花巻市の西の山奥
台温泉の湯気の妖精台子(だいこ)です!

朝晩が冷えてきました。
花巻市内の田んぼは半分以上、稲刈りが終わったようですね。

 

皆さんは、お元気にを満喫していますか?

台子はさっそく「芸術の秋」を楽しんできましたよ。

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https://youtu.be/DPpI-VbmpuY

YouTube台子チャンネル 台子ナビ#19 台焼

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台焼(だいやき)とは、明治28年に台温泉から始まった陶磁器のことです。

工場は昭和12年に台温泉から約2㎞離れた現在の場所へ移築されました。

 

住まいは、当時の花巻温泉の動物園の園長さんのお宅に引っ越したんだそうです。

 

台焼って、
台温泉から始まったと聞いていましたが、今は工場も窯も無いので半信半疑でした。

 

でも、大正時代の鳥観図にちゃんと載っていましたよ!


▲ 台温泉鳥観図拡大 杉村工場

 

今のバス停付近です。


▲ 台温泉鳥観図拡大 杉村陳列売店

台温泉の入口付近には、売店もありました。

タイムスリップして覗いてみたい!

 

現在の台焼窯元には、昭和初期の花巻温泉のパンフレットがあって
そこにも端っこのほうにチラッと載っていました。


▲ 花巻温泉遊園地絵図 左側拡大


原料は、今も昔も
台温泉の守り神「万寿山」から取っていて、
釉薬も花巻市内の色々な物を配合して作られています。

 

焼き方は、当時は薪をくべて焼く登り窯を使用していましたが
現在は電気窯1つとガス窯2つを使っているそうです。
( 動画で紹介しています。)

 

デザインは、初代 ~ 現在の五代目までそれぞれ違いがあり、
展示室を見ていて全然飽きなかったなぁ。
( これも動画で紹介しています。)

 

それにしても、
120年以上も前の人たちと同じ台焼の食器を手にしていると
当時はどんなご飯を食べていたんだろう?とか
どんなことを話題にしてお茶を飲んでいたんだろう?とか
いろんなことを想像してしまいます。

 

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その現在の工房で陶芸体験をしてきましたよ。

台子の友人Aさんも一緒です。

 

2人で2時間くらい、夢中になって作りました。


▲ 陶芸体験の完成品
体験用の粘土を使用していますが、釉薬は台焼のものです。

 

とっても楽しい時間で、
陶芸を趣味にする人の気持ちがよく分かりました。


陶芸体験は随時受付中です。
事前にお電話で予約をお願いします。

 

【 有限会社 台焼 】
電話:0198-27-2622
所在地:〒025-0304 岩手県花巻市湯本第2地割9−2

 

 

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花巻市博物館では

令和4年9月17日 ~ 令和4年11月20日まで「花巻のやきもの」展を開催しています。
歴代の台焼も展示し、陶芸体験もできるようです。

 

良かったら童話村の隣の博物館にも足をお運びくださいね!

 

 

【 花巻市博物館 】
電話:0198-32-1030
所在地:〒025-0014 岩手県花巻市高松第26地割8番地1
HP:https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1008981/1009017/1017208.html

 

 

では、次回をお楽しみに!
またね~